大規模な土砂採取による自然破壊と日本最大規模の産業廃棄物の不法投棄で傷ついた豊島・水ヶ浦は、1934年、日本初の国立公園である瀬戸内海国立公園の一部に指定された区域でした。
維持・回復すべき豊島の代表的植物
この破壊された水ヶ浦の自然を1934年当時の植生に近づけることを目標として、豊島の人びとと瀬戸内オリーブ基金は、国立公園の原状回復事業として「豊島・ゆたかなふるさと100年プロジェクト」を実施しています。
専門家の調査・指導のもと、企業ボランティアや地元の小中学校の協力を得ながら、環境教育の実践の場としても活用されています。